運動の種類って?

カラダ

今回は筋肉のお話です。筋肉にも個性があり、力の入り方に特徴があるのをご存知でしょうか?筋肉の個性を知れば、あなたの筋トレライフもより充実するはずです。筋肉に力入る時には、収縮(しゅうしゅく)が起こります。両手でゴムを引き伸ばして、片方を離すと、勢いよくゴムが縮みますよね。筋肉にも似た現象が起こります。

筋トレの原理①

筋トレの原理②

筋トレの原理③

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1.等尺性収縮について

等尺性収縮(とうしゃくせいしゅうしゅく)と読みます。または静止性収縮とも呼ばれます。筋肉の両端が固定されており、力が入っても、筋肉の長さが変わらない収縮形態です。運動としては、関節が動かない力の入り方となります。主に筋力測定などで利用されます。

例としては、空気椅子をしている時のモモの筋肉が等尺性収縮となります。

2.求心性収縮について

求心性収縮(きゅうしんせいしゅうしゅく)と読みます。短縮性収縮とも呼ばれます。一般的にイメージしやすい収縮形態です。力を入れることで筋肉が短縮、縮むことで関節を動かします。力こぶを作る時の腕の筋肉椅子から立ち上がるときのモモの筋肉がこれに当たります。

3-1.遠心性収縮について

遠心性収縮(えんしんせいしゅうしゅく)と読みます。伸張性収縮とも呼ばれます。これも力を入れる時に関節が動きます。求心性収縮とは逆に、筋肉の長さが伸びながら力が入ります。椅子に腰掛ける時のモモの筋肉階段を降りる時の膝の筋肉がこれに当たります。

3-2.等張性収縮について

等張性収縮(とうちょうせいしゅうしゅく)と読みます。関節を動かす時に、等しい張力ではたらく収縮です。今までの収縮は一定ではないの?と思うかもしれませんが、重力や腕の長さなどの影響を受けるため、ヒトのカラダでは等張性収縮が起こるのは難しいと言われています。

4.等速性収縮について

等速性収縮(とうそくせいしゅうしゅく)と読みます。これは先ほどの等張性収縮と似ています。等しい速さの収縮です。つまり、筋肉の収縮の速さが一定になります。アスリートの筋力測定などで機械を使って利用することがありますが、基本的には人体のみでの再現は難しいです。

いかがでしたか?筋肉も奥が深いですね。まだまだ筋肉には強い奴や疲れやすい奴など種類があります。また別の記事で紹介していきますね。

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