大手(LIXIL、Takara Standard、TOTO)キッチン3社を比較してきたよ!【ショールーム編】

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こんにちは!まーさんです。

本記事ではキッチン選びの為、大手ショールームへ視察に行った時のことをまとめています。

この記事でわかること。

  • 各メーカーのキッチンの特徴
  • キッチンを選んだポイント
  • 各ショールームをみた率直な感想

まずはキッチン用語の解説を

  1. ワークトップ:最も視線が届くところであり、キッチンの中でも使用場面が多いところと言えます。丈夫さ、清潔さ、美しさが欲しいところ。
  2. 水栓:食器を洗ったり、食べ物を洗ったりします。最近はハンズフリーや浄水機能付きが人気があるようです。
  3. シンク:水栓とセットですね。お手入れのしやすさや頑丈さや水ハネの静音性が求められます。
  4. 収納:何かと道具が多くなるキッチン。収納量と使いやすさがカギ。
  5. レンジフード:油汚れが最も気になる場所であり、お手入れがおろそかになりがち。

それでは各メーカーごとの見ていきましょう。

持ち家計画

LIXIL(リクシル)

私たちの選んだアイ工務店の標準は「リシェルSI」というキッチンでした。LIXIL(公式)リシェル

LIXILといえば、キッチンだけでなくユニットバスやトイレ、外壁や太陽光までこなす超大手。キッチンへのこだわりも半端ではありません。

「リシェルSI」はLIXILキッチンの中でもハイグレードな装備です。

3社のキッチンの中でもキッチンに立つ人のことを最もよく考えたキッチンだなと思いました。

「リシェルSI」キッチン特徴

  • 強さと美しさを兼ね備えたセラミックワークトップ
  • ハンズフリー水栓と扇型のシャワー
  • アクリルとクォーツのハイブリットシンク
  • 収納力抜群の「らくパッと収納」
  • お手入れ簡単の「よごれんフード」

たくさんの装備が整っていますね!しかしこのほとんどはオプション!!

フル装備!となるととんでもない金額がかかります!

ショールーム見学中には見積もりを作ってもらいます。LIXILスタッフからはオプションの価格は教えられないとのことで、後日送られてきた見積書を見てとてもびっくりした記憶があります。

「リシェルSI」の一押しポイント

この「リシェルSI」の中でよかったのが、「らくパッと収納」でした。

ワークトップやシャワー水栓、レンジフードなどは他社でも似たような装備はありました。しかしこの「らくパッと収納」はLIXILだけ。LIXIL(公式) らくパッと収納

「らくパッと収納」はただいっぱい入る収納ではなく、ものを取り出す時のカラダの動きも考えられた収納でした。

一般的な引き出しは扉が当然90°になっていますよね。

LIXILの「らくパッと収納」は扉部分も斜めに開きます。扉が開くことで中の物をより取り出しやすくなり、作業の効率化や収納力アップに貢献しています。

毎日使うところはより便利にしておきたいですからね!

LIXILショールーム高崎の感想

LIXILショールームはどこのショールームよりもわかりやすく、担当スタッフもわかりやすい説明でした。

大手の貫禄でしょうか。スタッフもベテランっぽい人が多く、知識も豊富という印象です。とても安心感がありました。

Takara Standard(タカラスタンダード)

アイ工務店の標準は「オフェリア」でした。こちらもハイグレードなモデル。「オフェリア」は注文住宅専用のモデルだそうです。

タカラスタンダードはもともとマンション設備に力を入れてきましたが、最近は戸建住宅にも進出してきています。タカラスタンダードHP

タカラスタンダードの特徴は何と言ってもホーロー(琺瑯)です。

ホーロー(琺瑯)って?

ホーローは金属とガラスを組み合わせた素材です。鉄とガラスのメリットを掛け合わせたハイブリットな素材と言えます。

鉄のメリットは、ご存知の通り丈夫な素材。フライパンや鉄板など幅広く使われていますね。

火には強さを見せますが、水に対しては放置するとサビが出るなど弱点があります。

ガラスのメリットは、水や熱、ニオイに対して強さを発揮します。グラスや窓に使われていますね。弱点としては割れやすいということ。

そんな2つの素材がタッグを組むと、割れにくく、水や熱・ニオイに強い素材ができます。それがホーロー!

タカラスタンダードのキッチンには至る所にホーローが!

タカラスタンダードのキッチンには至る所にホーローが使われています。

  • レンジフード
  • キッチンパネル
  • 収納扉
  • 収納内部

レンジフードやキッチンパネルは油汚れやをはじめ色々な汚れが気になるところです。ホーローは表面がガラスでできているため、ほとんどの汚れは水拭きで落とせます!

ショールームに行くと、油性ペンでキッチンに落書きをしても水だけで落とせる実技を披露してくれました。これはお手入れが助かる!

収納の扉や収納内部までもホーローでできています。食品の匂い移りや万が一調味料がこぼれても水でお掃除ができるっていうのは嬉しいですよね。

タカラスタンダードのホーローは高品位

ホーロー鍋とかを落とすと欠けてしまうけど、本当は割れやすいんじゃないの?

筆者もホーローのポットを落として、欠けさせてしまったことがあります。

でも安心してください。

タカラスタンダードのホーローは高品位な作りをしています。

まずなぜ鍋などのホーローはすぐ欠けてしまうかというと、金属とガラスの密着度が低いからです。

タカラスタンダードのホーローは金属部分を凸凹に作り、約850°の炎で焼き付けることで、ガラスとの密着度を高めています。

850°の焼き物だから火で炙っても大丈夫!

ホーローはキッチンに最適!?

表面が850°で焼き付けられたガラス面なので、火には強い素材です。また、油や水、カビ、キズ、ニオイに強いのが特徴です。

また、内側は金属なので磁石がくっつきます。これが意外と便利。ちょっとしたメモを貼り付けたり、好きな位置にラックを取り付けたりできます。

おわかりかもしれませんが、我が家はタカラスタンダードにしました。笑

説明への熱が違いますよね。

個人的な感想としてはカラーバリエーションが一番豊富でオシャレでした!

タカラスタンダードショールーム高崎の感想

LIXILと比べると質問への返しがイマイチだったり、わかりにくい説明が多かった印象でした。

商品知識についてもパンフレットの内容を話すだけといった印象。製品自体はいいと思ったのに対応はやや残念でした。

TOTO(トートー)

世界のTOTO。私はTOTOがキッチンを作っているのを知りませんでいた。TOTO=トイレという単純な思考しかなかったからです。TOTO(公式)システムキッチン

アイ工務店の標準仕様は「ミッテ」でした。TOTOの中でもシンプルなプランです。

TOTOのキッチンの特徴としては、

  • 独特なカラーバリエーション
  • 水へのこだわり

レンジフードやワークトップについては悪くは無いといったところでしょうか。収納力はLIXILやタカラスタンダードと比べるとちょっと少ないな、といった印象です。

カラーバリエーションは他社とは一味違う印象。我々にはハマりませんでしたが、これも1つの特徴と言えますね。

TOTOキッチンの水へのこだわり

トイレで研究尽くしているのでしょうか。シンク周りの水の動きについては他社とは一線を画するこだわりを感じました。

水栓から出されるシャワーは、大皿を洗いやすいように幅広であり、空気が含まれる「エアインシャワー」。節水しつつお皿洗いを助けます。

また水の出し止めは足元のスイッチで調整ができるオプションがあります。これは調理中や洗い物中にレバーを触りたくない時に便利!!

シンクの排水口も中央ではく、コーナーに設置することで水は排水口にまっすぐ長得ることになり、キレイを保つことができます。

TOTOショールーム高崎の感想

LIXIL、タカラスタンダードと比べると製品数が少なかった印象です。しかし、その分スタッフの商品に対する知識は豊富でしたね。

実際に使っている人の体験談や使った時のイメージなどを詳しく教えてくれました。

システムキッチン選びのまとめ

「百聞は一見にしかず」

今やネット上でカタログ請求や商品映像を見ることができます。

しかし、生活で毎日使うものですから、サイズ感や使用感は実際に手で触れて確かめる必要性があると感じました。

現在はコロナウイルスの影響で完全予約制で予約が取りにくい状況のようです。

マイホーム計画が順調に進むように早めの予約をしておきたいですね。

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