カーテン選びは機能に注目!【部屋の用途に合わせよう】

マイホーム

カーテンは部屋の中でも大きな面積を取るため、部屋のイメージを大きく変えます。

色やデザインなどに注目されてしまいますが、カーテンは生活をより豊かにするもの。

この記事では、カーテンの機能性と選び方についてまとめていきます。

この記事でわかること

  • カーテンの機能と種類
  • 【部屋別】必要なカーテンの機能

ドレープカーテンとレースカーテン

ドレープカーテン=部屋の内側にある厚手のカーテン。

レースカーテン=窓に近い側の薄手のカーテン。

ドレープカーテンのドレープ(drape)には、「ゆるやかにかける。」「優美にまとう。」といった意味があります。【weblio 参照】

部屋の印象を決める色合いや柄のあるカーテンが多いですね。

レースカーテンのレース(lace)には、「透かし模様の編地」「(靴)のひも」といった意味があります。【英辞郎on the web 参照】

レースカーテンは実は日本特有の文化でもあるのです。

欧米の住宅は家と家の感覚がとても広く、日中のほとんどがカーテンを開けっ放し。

日本の住宅では土地が限られているため、隣地との距離が近いことが多いです。隣地からの目線を避けるためにレースカーテンを使用しています。

ドレープカーテンの機能

ドレープカーテンには主に3つの機能があります。

  • 遮光性
  • 断熱性
  • 防音性

遮光性(1級〜3級)

ドレープカーテンの最も大きな機能は、遮光性。

光を遮る機能です。

カーテンの機能としてはかなり重要なものですね。

遮光機能は3段階で最も光を通さないのが1級です。

布の裏地を分厚くいたり、繊維を密に織ることで光を通さなくしています。

1級だから良いというわけではありません。部屋の用途によって使い分ける必要があります。

断熱性

部屋の温度変化に関わる影響として、窓はとても大きなものです。

過去記事→【マイホーム編】窓選びは光とデザインで選べ!!

ドレープカーテンは、その窓から入る熱気や冷気を遮ることができます。

反対に室内から熱が外へ逃げる効果も期待できます。

防音性

完全な防音は難しいですが、特に高音域の音は比較的に抑える効果があります。

メリットとしては屋外の音の軽減や、屋内の音を漏らさないこと。

ある程度厚みのあるドレープカーテンの特徴ともいえます。

レースカーテンの機能

紫外線カット(UVカット)

レースカーテンを常に閉めていることが多いと思います。

紫外線は肌を痛めることでよく知られていますが、人体以外にも家具や床を痛める可能性もあります。

紫外線カットといっても、大したことがないんでしょう?

カーテンによる紫外線カット率はなんと80〜90%!

日焼け止めのようにカーテンを加工しているのではなく、記事の織り方や素材に紫外線を遮る機能が付いているので、経年劣化が少ないのも注目ポイントです。

遮像効果

レースカーテンの注目ポイントは、遮像効果。

遮像=外から部屋の中を見えにくくする機能。

日中は、外の方が明るいので家の中が見えることは少ないでしょう。

しかし夜になると、家の中の方が明るくなるので外から丸見えに。

遮像効果のあるカーテンでは夜間でも屋内が見えにくくなり、プライバシーは守られます。

外から見えにくいということは、中からも見えにくくなるのがメリットでありデメリットでもありますね。

部屋からの視界を保ちつつ、外からの視界を遮るものに「ミラーカーテン」があります。

外側に光を反射する素材を使うことで、外からの視界をシャットアウト。

夜間は太陽光がないので、効果がありません。

遮熱効果

ドレープカーテンには断熱効果がありましたが、遮熱効果も似たような効果があります。

遮熱は主に太陽光からの熱を抑える効果に期待を持てます。

ドレープカーテンと比べると熱の上昇は抑えきれませんが、光を取り入れつつ熱をカットするにはレースカーテンが適しているでしょう。

部屋別のおすすめ機能

リビング

リビングには遮像カーテンが優先されるでしょう。

掃き出し窓や大きな窓があることが多く、人のいることが多いのがリビングです。

プライベートな空間なので外からの視線は気にしたいところ。

大きな窓であれば、断熱や遮熱も必要になるでしょう。

ダイニング

ダイニングは、食事を取るところ。

レースカーテンは紫外線カットや遮像機能が欲しいですね。

窓の近くにダイニングテーブルや椅子があると、紫外線によって変色が起きる可能性があるからです。

また、食事時間になかなかドレープカーテンを閉めることはないでしょう。

そうなると、屋内でも日焼けの危険性が十分考えられます。

寝室

寝室にはレースカーテンを採用しないパターンもあります。

寝室に求めるのは遮光機能。

やはり真っ暗な部屋で寝る方がぐっすり眠ることができるでしょう。

ドレープカーテンだけなら、ロールスクリーンを使うという手もあります。

カーテンの選び方まとめ

  • 人目が気になる場所=遮像機能
  • 日差しが強い窓=遮熱・遮像機能
  • 大事な家具や長時間いる場所=紫外線カット

デザイン性も重要ですが、機能性も大事に選んでいきたいですね!

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